真実望んでいたことは何だっただろう 平穏なこの日常の中で、時折思うことがある 今は遠くなりつつある、先の人生 ―――自分にとっては一続きの生の出来事 あの時の中で真実望んでいたことは何だっただろう 最近になってふとそう思う 確かに、あのときは己の望みのままに生きていた ―――その事に嘘はない 望みのままに生きて、望みのままに――― 確かにそうやって生きたはずだ だがそれは、本当に真実の望みだっただろうか? 時折思う
本当の望みは何だっただろう