会場内に見あたらない彼を捜し
アンジェリークは、外へと出て行った
暗い夜空から淡い雪が降り注いでいる
誘われるように庭へと足を踏み出していく
アンジェリークは、手を差し伸べ舞い落ちる雪を受け止めた
触れるか触れないかの感覚
雪はすぐに水に成ってしまう
視線の先に人影が見える
探しに来た彼の姿
1人舞い落ちる雪の中に佇んでいる
邪魔はしたくないけれど……
 
 
声をかけますか?
 
 
かける  かけない

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